エジプト方言のテキスト

あけましておめでとうございます。ほっしーです。

とうとう2016年になってしまいました。去年はフィリピン留学を半年、台湾旅行、一時帰国、そしてエジプト留学と、人生のうちで最も最高の一年でした。至らないところもたくさんあったのですが、いろんなものを見て、いろんな人に出会って。素晴らしい出会いばかりでした。そして今年いっぱいはエジプトにいる予定なので、いっぱい吸収していきたいですね。素晴らしい出会いもたくさん期待しています。今年はいろいろと自分から攻めて行けることが目標です。待ってばかりではなくて、自分から攻めていく。頑張ります。

 

さて、今日はエジプト方言、アンミーヤのテキストを紹介していきたいと思います。日本では手に入りにくいので現地に入ってからの購入になると思いますが、その時の参考にしていただければなという感じです。

 

① Kallimni ‘Arabi シリーズ

http://www.aucpress.com/p-3482-kallimni-arabi-bishweesh.aspx

http://www.aucpress.com/p-3070-kallimni-arabi.aspx

http://www.aucpress.com/p-3071-kallimni-arabi-aktar.aspx

http://www.aucpress.com/p-3484-kallimni-arabi-mazboot.aspx

http://www.aucpress.com/p-3483-kallimni-arabi-fi-kull-haaga.aspx

このテキストは全5巻のテキストで、2007年発売とまだ新しいシリーズです。僕の見たところでは多くのアンミーヤ学習者がこのテキストを使用しています。僕も今はこれを使っています。生活の場面で使うアラビア語に焦点を当てていて、一つの場面に対し多くの例が載っています。文法書ではないので文法事項はあまり載っていませんが、対話形式の問題が多く載っており、先生とやっていくには非常に良いテキストです。ただ独学でやるにはあまり向いていないかなという印象もあります。値段は150LE。日本円では2300円ほどです。

 

② Kalaam Gamiil シリーズ

http://www.aucpress.com/p-3752-kalaam-gamiil.aspx

http://www.aucpress.com/p-4668-kalaam-gamiil.aspx

こちらは2巻本です。こちらはもっと新しく、2013年発売です。アンミーヤは基本的に生活で用いていく言語なので、こちらも生活に焦点を当てています。上のテキストと違うのは、こちらは独学でも有用だということです。授業では上のカッリムニーを使い、自習ではこちらを使うのもいいかもしれません。2巻本なので終わるのにもそれほど時間はかからず、それぞれの項目でうまくまとまった構成となっております。値段は上のとおなじく、150LE、2300円ほどです。

③ ‘Arabi Liblib シリーズ

http://www.aucpress.com/p-3751-arabi-liblib.aspx

http://www.aucpress.com/p-4235-arabi-liblib.aspx

http://www.aucpress.com/p-4686-arabi-liblib.aspx

こちらは3巻本。2010年発売です。しかし使ったことがないので、詳しいことはわかりません。説明を読んでください。すいません。値段は1巻が100LE,2巻と3巻が120LEとちょっと安め。

 

とこんな感じです。主要どころはこの3つだと思います。全てアメリカンカイロ大学出版なので、大学のブックストアで手に入ります。アメリカンカイロ大学はタハリール広場に面したところにあるので非常にわかりやすいです。また毎月最初の土曜日は割引があるので、少し安くなります。

なんだかんだで口語表現になるので、そこまで難しいことはありません。ただまず文法から固める日本人からすると、ちょっと慣れないかも。またアンミーヤは同じ単語でも発音がフスハーとは異なるので、CDが付いているのをおすすめします。何回も聞いて、音をよく聞き、発音をして練習してください。

アンミーヤとフスハーを同時並行でやると本当に時間がかかります。2言語やっているようなものですからね。ある程度しっかりフスハーを固めれば、アンミーヤはすぐにできるようになるなんて話もありますが、1年程度の留学だったら同時並行でやるしかないでしょう。こっちに来てからアンミーヤを始めると、半年間はできるようにならないのでつらい思いをしますが、半年たってからできるように実感してくるとおもいます。頑張りましょう。僕も3か月たちましたが、全くできません泣

と今日はこんな感じです。1月7日はコプト教のクリスマスです。協会に行って写真を撮ってきたいけど、風邪をひいているのでどうなることか。それではみなさん、さようなら!
追記

上にあげたテキストのうち、上二つはすべてアラビア語アンミーヤ表記です。欧文アルファベット表記ではありません。なので発音は分からないですが、そこはCDを聞いて音を覚えてください。あまり良い方法ではないですが、音をカタカナにして単語の上に書いておくのもありです。

またカッリムニーは巻末に、カラームは各章ごとに単語の意味が英語で書いてあります。しかしすべての新出単語をカバーするわけではないので、ちょくちょく辞書が必要になります。しかしアンミーヤなので、フスハーの辞書ではあまり意味がありません。僕はオンラインの以下の辞書をつかっています。アンミーヤ英語辞書です。動詞を検索すると、活用が全部載っているところがとても便利です。是非使って見てください。

 http://www.lisaanmasry.com/online/search.php

“エジプト方言のテキスト” への 2 件のフィードバック

  1. アーンミーヤなのでテキストの中身は欧文アルファベット表記なのでしょうか?
    エジプトはアーンミーヤの学習書が充実していそうで羨ましい限りです。

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    1. こんにちは、コメントありがとうございます。
      テキストは、上二つのテキストは全てアラビア語アンミーヤ表記です。欧文アルファベットは皆無です。音声CDが付いているので、欧文アルファベット表記がなくても発音に関しては問題ないように思います。

      アンミーヤの教材が充実したのもここ最近のことなので、僕からすればやはり、非常にありがたいです。また現地で手にも入れやすいのも利点ですね。ネットでもアンミーヤと英語の辞書があるのでわからない単語も非常に調べやすいです。勉強する教材は本当によく揃っています。

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